屋号と急に言われて困っているかた(当時の筆者です)のため。決めるメリット・デメリットまとめます。
屋号とは?
こんばんは、しがないエンジニアです。前回は【フリーランス】何が経費になる?についてお話しました。今日は、屋号とは?について話していきたいと思います。
「屋号」とは未来法人化するのであれば、会社名になるものくらいに思っておいて大丈夫です。法人化するときがくれば、それをそのまま会社名として使用できます。
個人事業主でずっとやってくので「決めなくてもいっか」でも、全く問題ありません。
屋号を決めるメリット・デメリット
メリット
- よほど名が通った有名人で無い限り、屋号を使用して活動を行ったほうが信頼がある
- 法人化するときにスムーズ
- 名刺を渡す時にインパクトがある
- やる気が出る
デメリット
- 考える(決定する)までに多少手間がかかる
- あとから変更することも可能だが、名刺やホームページに記載している場合、対象箇所も変えなければいけない
屋号の決め方
何か決まりがあるわけではありません。しかし、他人を不快にさせる表現はやめましょう。卑猥な表現があったり、人種差別が含まれたりするようなものは避けるべきでしょう。
そして、業種と関係のあるワードを選定するのがおすすめです。取引先からの印象も良くなります。
一例として、以下に筆者が決めた工程を紹介します。
関連ワードを集める
さて、では筆者の場合どのようにして屋号を決めたか少し紹介します。筆者は IT を仕事にしているので、まず IT 系の用語を準備しました。
筆者が集めた IT 関連ワード一部
Solution, Technology, Tech, Engineer, Cloud, Consult, Architect, Integration, System, Sys, Software, Analysis, Application, App, Transformation, Trans, Digital
気に入った形容詞や名詞を集める
自分の好き勝手に、いい感じの形容詞や名詞を集めてみます。
筆者が集めたワード一部
Happy, Blue, Green, Smart, Benefic, Accurate, Guard, Sophy
組み合わせてみて、既に存在する企業がないか調べる
ここ、地味に大事な作業だと思います。というのも、既に大きな規模の同名企業がある可能性があるのです。
例えば上記の組み合わせから「Blue Solution」を検索してみます。
検索結果
どうやら既に存在しているようです。存在していても問題はないのですが。クライアントが Google で検索した時に、せっかく決めた屋号が上位に表示されない (SEO対策しづらい) ですね。ユーザビリティが下がってしまいます。
同名企業の存在をどの程度妥協するか、もしくは完全にオリジナル単語を入れた屋号にするか、というトレードオフになります。
筆者はドメインも含めて検索し、最終的には「Sophy Solutions」と決めました。
まとめ
いかがでしたか。屋号はフリーランス(個人事業主)にとっては必須のものではありません。ですが、名刺に書くと自身のモチベーションが上がったり、ホームページを作成する際に利用できたり、手間がかかった分有用に活用できるものでもあります。