皆様またまたこんにちは。前回は完全無料で停止無しの Minecraft サーバー構築をお話しました(【永久無料】 Minecraft サーバー構築【サーバー停止無し】)。今回はもっと手軽な作成にチャレンジしてみましょう。
※サーバで使用する ubuntu イメージが自動的に最新となるように更新 (2024-08-14)
前回は簡単に永久無料のサーバーを建てられてよかったです
Google Cloud の永久無料枠はスペックこそ低いけれど、永久に無料で使い続けられるのは強みだね
友達にも作って欲しいって言われてて
ぴよ子君大活躍だね!
ならもう少し簡単に構築できる方法を教えようか
あれでも簡単でしたけど
もっと手軽に構築できるんですか?
うん
コマンド実行で作ることによって
作業を大幅に減らせるから紹介するね
ありがとうございます!!
これでみんなのサーバーさくさく作れます!
前回同様 Google Cloud 上へ構築します。今回作成するサーバーももちろん「永久無料」「停止無し」で遊び放題です。
前回と同様の紹介になりますが、下記は一人で採掘している動画です。特に採掘遅延は感じません。
Ping は少し遅めですが、軽く遊ぶ分には問題ないレベルですね。
事前準備
Minecraft 最新バージョンの確認
別記事 Minecraft 最新バージョンの確認 に手順が書いてあるので参照してください。
Google Cloud アカウント登録
Google Cloud へ登録
別記事 Google Cloud へ登録 に手順があるので、下記画面が出る手順まで進めてください。
Minecraft サーバー1発構築
作成した GCP 情報の確認
- GCP のコンソール画面左上の Google Cloud 画像をクリック
- プロジェクト番号 と プロジェクト ID をメモ
サーバー構築
画面右上の小さいボタンを押します。
続行を押します。
以下のような画面が表示されます。
先程メモした プロジェクト番号とプロジェクト ID も含め、下記の入力欄に値を入れていきます。
少なくとも Minecraft 最新バージョン、プロジェクト番号、プロジェクト ID だけは必ず入力するようにしてください。
他のパラメータはそのままでも構築は可能です。
minecraft_version=
server_name=
game_mode=survival
difficulty=easy
allow_cheats=false
permission=member
seed=
if ! wget https://minecraft.azureedge.net/bin-linux/bedrock-server-${minecraft_version}.zip; then
read -rp "You have failed to download version ${minecraft_version} of Minecraft. Please check the latest version of Minecraft. Confirm the latest version and re-open CloudShell to execute it."
exit 1
fi
project_id=
project_num=
U_PROJECT="ubuntu-os-cloud"
IMAGE_FAMILY="ubuntu-2204-lts"
LATEST_IMAGE=$(gcloud compute images describe-from-family $IMAGE_FAMILY --project=$U_PROJECT --format="get(selfLink)")
EXTRACTED_PART=$(echo $LATEST_IMAGE | grep -oP 'projects/ubuntu-os-cloud/global/images/ubuntu-2204-jammy-v[0-9]+')
gcloud compute --project="$project_id" firewall-rules create minecraft --description=minecraft --direction=INGRESS --priority=1000 --network=default --action=ALLOW --rules=tcp:19132,udp:19132 --source-ranges=0.0.0.0/0 --target-tags=minecraft
gcloud compute instances create minecraft --project="$project_id" --zone=us-west1-b --machine-type=e2-micro --network-interface=network-tier=PREMIUM,subnet=default --maintenance-policy=MIGRATE --provisioning-model=STANDARD --service-account="$project_num-compute@developer.gserviceaccount.com" --scopes=https://www.googleapis.com/auth/devstorage.read_only,https://www.googleapis.com/auth/logging.write,https://www.googleapis.com/auth/monitoring.write,https://www.googleapis.com/auth/servicecontrol,https://www.googleapis.com/auth/service.management.readonly,https://www.googleapis.com/auth/trace.append --tags=minecraft --create-disk=auto-delete=yes,boot=yes,device-name=minecraft,image=$EXTRACTED_PART,mode=rw,size=10,type="projects/$project_id/zones/us-west1-b/diskTypes/pd-standard" --no-shielded-secure-boot --shielded-vtpm --shielded-integrity-monitoring --reservation-affinity=any --metadata=startup-script="#! /bin/bash
dd if=/dev/zero of=/swap bs=1M count=4096 && \
mkswap /swap && \
swapon /swap && \
chmod -R 600 /swap && \
echo '/swapfile none swap sw 0 0' >> /etc/fstab && \
mkdir /var/minecraft && \
cd /var/minecraft/ && \
wget -O bedrock-server.zip https://minecraft.azureedge.net/bin-linux/bedrock-server-${minecraft_version}.zip && \
apt update && \
apt -y install unzip && \
unzip bedrock-server.zip && \
sed -i -e \"s/^\(server-name=\)Dedicated Server/\1${server_name}/g\" server.properties && \
sed -i -e \"s/^\(gamemode=\)survival/\1${game_mode}/g\" server.properties && \
sed -i -e \"s/^\(difficulty=\)easy/\1${difficulty}/g\" server.properties && \
sed -i -e \"s/^\(allow-cheats=\)false/\1${allow_cheats}/g\" server.properties && \
sed -i -e \"s/^\(level-seed=\)/\1${seed}/g\" server.properties && \
sed -i -e \"s/^\(default-player-permission-level=\)member/\1${permission}/g\" server.properties && \
screen -UAmdS minecraft ./bedrock_server"
上にある黒背景の文字をコピーし、この CLOUD SHELL 画面に Ctrl + v で貼り付けます。
ズラーっと文字が入力されます。
Enter を押すと、承認確認が出てくるので 承認 を押します。
ERROR 発生時
初回実行で ERROR: が表示された場合は、同じようにまた貼り付けて Enter を押してください。
(y/N) ? で止まった
実行最中に (y/N) ? と聞かれることがありますが、全て y を入力し Enter を押します。
バージョン指定誤り
※誤ったバージョンを入力した場合は下記のエラーが発生します。
You have failed to download version xxx of Minecraft. Please check the latest version of Minecraft. Confirm the latest version and re-open CloudShell to execute it.
このエラーが発生した場合は、最新バージョンの指定に誤りがあるので、正しく入力し再度実行して下さい。
数分後、下記のような画面になれば構築開始成功です!
EXTERNAL_IP の横にある数字をメモしましょう。これが今回構築した Minecraft サーバーへアクセスするための「サーバー アドレス」になります。
上記の画面が表示されたあと、5分ほど待ちます。
Minecraft サーバーにログイン
ではいよいよ Minecraft にログインしてみます!
別記事 Minecraft サーバーにログイン を参考にログインしてみましょう。
server.properties の編集方法
Minecraft サーバーに接続 を参考にサーバーに SSH 接続後、
vi /var/minecraft/server.properties
とコマンドを実行すると、vi エディタで編集できます。vi エディタは日常で使用している編集方法とは少し違い癖があります。
server.properties を編集したい人は下記のページ等を参考に、編集してみてください。
Minecraft で急に遊べなくなった(サーバーアップデート方法)
長く遊んでいると「接続できませんでした: サーバーが期限切れです!」といったメッセージが表示され、急に遊べなくなってしまうことがあると思います。
この場合アップデートをすることで再度遊べるようになります。別記事 サーバーアップデート方法 を参照してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。前回よりも簡単に Minecraft サーバーが構築できました。ぜひ構築して友達と遊んでみてくださいね。