Social Networks Auto-Poster で Twitter の自動投稿をしたいが設定が上手く行かない!そんなあなたに最新版の設定方法を紹介
SNAPとは?
こんばんは、しがないエンジニアです。SNAP とは WordPress のプラグインです。Twitter の自動投稿機能などが搭載されています。WordPress を使ってるから、せっかくなら Twitter で自動投稿機能を使いたいなって人、たくさんいると思います。筆者もその一人でした。
SNAP というプラグインの設定方法についてネット上の情報を調べていました。しかし、どのサイトも、説明で書いてあるものとページの作りが違う!設定わからん!といった状態でした。
結果的には上手く設定できたので、 SNAP 難民になっている人の始め方の助けになれば嬉しいです。簡単な使い方も記載します。
SNAP インストール
まずは SNAP のインストールです。インストールは済んでいて、設定方法だけ知りたい方はここの項目は飛ばして下さい。
WordPress の管理画面にて「プラグイン」→「新規追加」をクリック
検索欄に「Social Networks Auto-Poster」と入力し、 SNAP の「今すぐインストール」をクリック
インストールが完了したら、 SNAP プラグインの「有効化」をクリックします。無事に SNAP がインストールされました。
SNAP の設定
SNAP の設定を開く
さて、WordPress 管理画面の左ペインより「SNAP」→「Accounts」とクリックします。
その後、下記のページにて「Add new account」をクリックしたあと、プルダウンから「Twitter」を選択します。
Twitter APP 作成
アカウント登録
リンクをクリックし Twitter の API 作成に移ります。
「Create an App」→「Apply」を選択。
上記の画面に遷移します。電話番号も必要になるので SMS 認証ができる番号を登録します。
次に、質問を1つずつ項目を見ていきます。
What's your name?
あなたのお名前は?これは一度決めたら変更できません
What country are you based in?
お住まいの国を教えてください。
What's your use case?
使用目的は?
Will you make Twitter content or derived information available to a government entity or a government affiliated entity?
Twitterのコンテンツや派生情報を政府機関や政府の関連団体が利用できるようにしますか?
Want updates? (optional) Don't miss the latest news and tips emailed to you.
アップデートを希望されますか? 最新のニュースやヒントをメールでお届けします。 (オプション)
名前などをそれぞれ入力します。3 の使用目的ですが、今回は WordPress 上での自動投稿なので「Making a bot」でいいでしょう。4 についても利用できる必要はないので「No」を選択します。
ポリシーページに同意チェックを入れ「Submit」します。
メールアドレス確認
上記のようなメールが届くので「Confirm your email」を選択します。
すると、アプリ名を決める画面が出てくるので命名します。今回筆者は「wp-auto-tweet」としました。アプリ名を入力したら「Get keys」を選択します。
API キーなどが表示されるので、このタイミングでコピーし、メモ帳などに一旦控えておきます。もしここでコピーをミスしていても、後で何回でも再発行できるので、神経質にならなくて問題有りません。
それと、Bearer Token は今回使用しないので、控えなくても大丈夫です。
控えたら「Skip to dashboard」→「Yes, I saved them」と進みます。次の画面でポップアップが表示されたら「Skip tour」で閉じます。
ようやく API を使用する APP が作成できました。
Twitter API の Elevated アクセス申請
ここからがネット上の情報には存在しなかったところです。Twitter 側の使用制限が、ネットに溢れている記事以降厳しくなっているようです。ツイートができるように申請する必要があります。
Elevated アクセス申請
左ペインよりプロジェクト名を選択し、その画面で「Apply for Elevated」をクリックします。こちらから Twitter へ Elevated アクセスの申請をします。
1つの質問を例に挙げ、和訳しました。質問には英語で答える必要があります。
英訳
筆者は英語に自身がないので「DeepL 翻訳ツール(https://www.deepl.com/ja/translator)」の力を借りました。現状 Google 翻訳より自然な文章に翻訳してくれます。
Elevated アクセス申請完了後
申請が完了したら一旦作業は終了します。数分で許可が降りるものではありません。Elevated アクセス許可まで丸 1 日くらいの感覚で気長に待ちましょう。
場合によっては、何回か追加で質問されることもあります。筆者も質問されました。その際はまた英語での返信になるので、翻訳ツールなどを使用しながら返しましょう。
Twitter API の APP 設定
無事に Elevated アクセスが適用されたら、次は晴れて API の設定に移ります。
まず、作成した APP の設定画面を歯車アイコンを押して開きます。
「Set up」を選択します。
「OAuth 1.0a」 を有効にします。
OAUTH 1.0A SETTINGS
今回は自動投稿の機能を使用するので、 Write 権限が必要になります。なので「Read and write」を有効にします。
GENERAL AUTHENTICATION SETTINGS
- Callback URI / Redirect URL
「https://<WordPressドメイン>/wp-admin/admin.php」になります。
つまり、筆者の場合は「https://daylifehack.com/wp-admin/admin.php」です。 - Website URL
WordPress トップページそのままです。筆者の場合は「https://daylifehack.com/」となります。
上記が設定できたら「Save」→「Yes」と進みます。これで APP の詳細設定は完了です!
Access Token and Secret の発行
次に Access Token と Access Token Secret を発行します。
Dashboard に戻り、次は鍵アイコンを選択します。
Access Token and Secret 項目の「Generate」を選択します。
Access Token と Access Token Secret が発行されるのでメモしておきます。これにて準備は整いました。
WordPress 上での SNAP 設定
WordPress の管理画面にもどります。
SNAP アカウント設定
Account の名前を適当に決定します。今回は「wp-snap-twitter」としました。
ここまでにメモしてきた Token などを入力し「Add Account」を選択します。Bearer Token は不要です。
テスト投稿
作成した SNAP アカウントの「Show Settings」を選択します。(カーソルを乗せると項目が出てきます)
「Submit Test Post to Twitter」をクリックすると、テストが投稿されます。
お疲れ様でした。
注意
Elevated アクセス申請も完了し、ここまで来ても投稿できないという人もいます。原因としては Token などが古い権限で発行されている可能性があります。
再度 API Key and Secret と Access Token and Secret を発行して、設定しなおしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。ネット上の情報を探し回っても有用な情報がなく、Tweet するまでが大変でした。こちらの記事がどなたかの役に立てば幸いです。