カスペルスキーはロシア製ということで、戦争の影響が気になりますよね。
2023年に引き続き、2024年現時点でのウイルス対策ソフトについて、第三者機関の情報も含めまとめていきます。
そもそもウイルス対策ソフトって何?必要なの?
ウイルス対策ソフトが必要ってよく言われていますけど、必要ですか?
必要なのはもちろんだけど、買うかどうかはまた別の話だね。
そうなんですね、無料のものでも十分なのでしょうか。
ならわざわざお金出して買わなくても?
Windows では元から入っているソフトがあるからね。
買ったほうが良いのかという事も含めて、少し詳しく見ていこうか。
ウイルス対策ソフトとは
コンピュータウイルス
まず、コンピュータウイルスの説明です。
コンピュータウイルスとは、広義の意味ではコンピュータの動作を阻害したり、コンピュータ内のファイル情報を盗む・破壊したりする悪質プログラムのことです。
これは意図的に設計されていて、知らないうちにクレジットカード情報や、パスワードなどが流出してしまうこともあります。
ウイルス対策ソフト
上記のような悪質なプログラムである、コンピュータウイルスから私達を守ってくれるのがウイルス対策ソフトです。
ウイルス対策ソフトの必要性
一昔前のウイルス対策事情
Mac OS や Chrome OS も少しずつ普及していますが、まだまだ Windows が市場や企業では普及しています。
一昔前、 PC には標準でウイルス対策ソフトは入ってなく(入っていても体験版で)買ってインストールするのが常識でした。
今では何もしなくても割りと安全
しかし現在では、 Microsoft Defender (旧名:Windows Defender) が標準で組み込まれています。
以前、この Microsoft Defender は、トップレベルのウイルス対策ソフトと比較してしまうと、精度等どうしても見劣りしてしまうものでした。
しかし、ここ最近 Microsoft Defender は通常使用であれば十分なセキュリティ性能があります。
なので、わざわざ有料ソフトを入れずとも、今では優秀なものが元から Windows には組み込まれているのです。
ウイルス対策ソフトは必要ですが、一般的な利用であれば、元から Windows に組み込まれている Microsoft Defender で事足ります。
ウイルス対策停止は危険
ちなみに、ウイルス対策ソフトの起動によって PC が遅くなったからと言って、機能を停止させてはいけません。
徳島の病院がそれによってサイバー攻撃を受けました。
ということで、以下 忖度なしでそれぞれのウイルス対策ソフトの特徴や評価をまとめました。
例えば、どんなに性能が良くても、開発会社自体の姿勢に問題がある場合は評価が下がります。
とりあえずどれが良いか知りたい
頭1つ飛び抜けて優秀なのは、2024年現在でも Bitdefender です。
理由など詳しく知りたい方は、ここより下に詳しく解説してありますので、内容を御覧ください。
- 参考・引用サイト
さて、とりあえずどれが良いか知りたい!という人のために、まず一覧で示します。
詳しい内容を見たい方は、それぞれのウイルス対策ソフトについて、下の方に書いてありますので見て下さい。
日本での代理店販売がある場合はそちらで紹介しています。
総評
第三者機関の評価を調べた結果、今年も Bitdefender が不動の1位を獲得!納得の1位です。
今年も、どの第三者機関も最高評価です。
鉄壁の防御と信頼性、さらには低コストで、今のウイルス対策ソフトの絶対王者です。まさに最強。
SourceNext の ZEROスーパーセキュリティ であれば、更新料もなく Bitdefender が使い続けられます。
PC の寿命を考えても安く抑えられますね。筆者は Kaspersky からこちらに乗り換えています。
あくまでも無料がいい人
改めて調べたところ Bitdefender の無料版 がいつの間にか復活していました。
Microsoft Defender が、若干ですが以前より評価が下がっているので、心配性かつ節約したい人は Bitdefender の無料版を入れるのも良さそうです。
ただ、そもそも心配性なら、有料版 Bitdefender の買い切り版である ZEROスーパーセキュリティ が断然おすすめです。一回支払えば永久的に使えますしね。
ウイルス対策ソフト比較
Kaspersky (カスペルスキー)
基本情報
本社:ロシア
設立:1997年
無料バージョン:体験版のみ
評価
av-comparatives.org: | (5.0 / 5) |
av-test.org: | (5.0 / 5) |
pcmag.com: | (4.5 / 5) |
techradar.com: | (4.0 / 5) |
料金: | (4.5 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (1.0 / 5) |
Average: | (4.0 / 5) |
特徴
非常に優秀で高機能なウイルス対策ソフトです。
以前筆者が使用していた際も、動作が重いと感じたことはほぼありません。
外付けドライブは接続時に自動的にスキャンされます。ネットワーク共有内のマルウェアは開くと同時に検出されます。
使い勝手もとても良かったです。
ロシアのウクライナ侵攻が2022年2月下旬に始まってから、もう長いですね。
何か言えるほどの立場では無い筆者ですが、早く終結して欲しいものです。 NO WAR 。
世界中のロシア排除
さて、話を戻しますが、この侵攻によってロシア排除の動きが世界中で始まっているのはニュースでもよく見ます。
特にアメリカでは、戦争関係なく2017年時点で、政府機関内のカスペルスキー製品の使用が禁止されています。
ドイツサイバーセキュリティ機関「メーカーの信頼性に疑問がある」
米政府は同社を「安全保障上の脅威がある企業」に指定
露政府の指示でサイバー攻撃に悪用されると言った可能性も考えられるので、このご時世では名指し指定されるのは仕方ないですね。
NTT グループもカスペルスキー使用中止の動き
パートナー契約して仲良くしていたのですけどね。さすがに危険性を考えると契約解消となったのでしょう。
アメリカにて脅威リストへ追加
「ロシア政府が同社の製品やサービスを悪用するリスクを懸念したとみられる。」らしいです。確かに国からの軍事的圧力がかかれば、当然危うくなるでしょう。
カナダも政府機関で禁止
"財務省のアニータ・アナンド総裁は、政府支給のモバイル機器におけるWeChatとカスペルスキーのアプリケーション群の使用禁止を発表。"
とうとうカスペルスキーが米国で全面禁止
"同社製品を通じて、米企業や米国民の情報がロシアに流れるといった「国家安全保障上のリスク」があるため"
中立を公言
正直なところ、何が真実なのかは、中の人しか分からないです。
そのため、安全であったり危険であるといった判断は、一概にはできません。
例えば、個人のPCで会社の作業をしている人もいると思います。その場合、カスペルスキーを使用していいかどうかは、会社判断ということになります。
非常に優秀なソフトなので、どうにか圧力などに負けずに頑張って欲しいところです。
カスペルスキーをお勧めしない理由
ここ数年、Kaspersky Labが話題になっているので、Kaspersky Labについて、特に米国政府機関がKaspersky Antivirus製品を使用することを禁じている連邦政府について話そう。
モスクワに本社を置くKaspersky Labは、長年にわたり、ビジネス向けアンチウイルスニーズや家庭向けに最高のアンチウイルスソフトウェアを製造してきた。
しかし2017年、米国政府はカスペルスキーとロシア政府との関係が疑われたため、連邦政府のコンピューターでカスペルスキーのセキュリティクラウドソフトウェアを使用することを禁止した。
注目すべき点として、この禁止令はカスペルスキートータルセキュリティやカスペルスキーアンチウイルスといった同社のコンシューマー向け製品には適用されないことだ。
しかし、中国を拠点とするファーウェイと同様、疑問は残る。
連邦政府が自国のデバイスに使うには十分安全でないと考えるのであれば、消費者も同様に製品を避けるべきなのだろうか?
同社はCNETに送った声明の中で、「Kaspersky Labはいかなる政府とも関係がなく、サイバー攻撃活動に関与したことはありませんし、今後も関与するつもりはありません」と述べている。
また、「Kaspersky Labは、米国政府からいかなる不正行為の公的証拠も提示されておらず、Kaspersky Labに対する米国政府の行動は違憲である」とも主張している。
カスペルスキーは、ウイルスやマルウェアの検出とエンドポイントの保護において、独立したテストラボからトップスコアと賞を獲得し続けており、価格もリーズナブルだ。
結局のところ、カスペルスキーとロシアの関係を示す "決定的な証拠 "を公にした者は誰もいないにもかかわらず、カスペルスキーは、その "決定的な証拠 "を提出したのである。
https://www.cnet.com/tech/services-and-software/best-antivirus/
McAfee (マカフィー)
マカフィー インターネットセキュリティ
基本情報
本社:アメリカ
設立:1987年
無料バージョン:30日間の無料トライアル
評価
av-comparatives.org: | (3.5 / 5) |
av-test.org: | (5.0 / 5) |
pcmag.com: | (4.0 / 5) |
techradar.com: | (4.5 / 5) |
料金: | (1.0 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (4.0 / 5) |
Average: | (3.7 / 5) |
特徴
筆者が現在使用している 業務用の Mac で使用しています。
日本でも長年愛用されている製品であり、信頼性も高いです。買った PC に標準で体験版がインストールされていることも多いです。
その延長で有料契約をする人も一定数いると思われます。所感としては「The・無難」です。
McAfee は以前 Intel に買収され、名称を一度 Intel Security としています。
その後、分社化され再度 McAfee に名称を戻しています。
McAfee に戻した理由としては、諸説ありますが McAfee というネームバリューを引き継ぎたいというのが大きかったようです。
そんな定番優等生 McAfee にも脆弱性が発見されることはあります。
訴訟で敗訴
そして、契約周りでがめついイメージがあります。悪く言えば金の亡者です。皆さんサードウェーブという会社はご存知でしょうか。
ドスパラと言えば知名度も高く、ご存知の方も多いと思います。
そのサードウェーブ社がマカフィーを相手に裁判を起こしていた問題ですが、マカフィーの負けでした。
McAfee Total Protection が永遠に存在し続けているのは、四半期ごとに、PCを保護する堅実で最新のアンチウイルスソフトウェアを作り出しているからです。(AV-Testによる最近の評価では、保護とパフォーマンスの両方で高得点を獲得しています)。
McAfee Total Protection は、5つのデバイスをウイルスから守り、ランサムウェアの保護を提供し、悪意のあるウェブサイトを遠ざけ、初年度は35ドル(通常100ドル)でパスワードマネージャを含んでいます。ウイルス対策ソフトの自動更新に同意すると、ID 詐欺を監視する McAfee ID Theft Protection Essentials を利用できます。
https://www.cnet.com/tech/services-and-software/best-antivirus
Norton (ノートン)
ノートン 360
基本情報
本社:アメリカ
設立:1982年
無料バージョン:体験版のみ
評価
av-comparatives.org: | (3.5 / 5) |
av-test.org: | (4.5 / 5) |
pcmag.com: | (4.5 / 5) |
techradar.com: | (4.0 / 5) |
料金: | (3.0 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (2.0 / 5) |
Average: | (3.6 / 5) |
特徴
正式名称はノートンライフロック (NortonLifeLock) 。最近の製品名はノートン 360。
日本人には馴染みが深いウイルス対策ソフトです。
そして、大型の家電量販店でも店頭に陳列されているのを見ますし、広告も様々な場所で見かけると思います。
アラートからマルウェアの詳細な情報にアクセスできるなど、全体的なユーザーエクスペリエンスがよく設計されています。アクセス制御のオプションも優れています。
(シマンテックの傘下ではなくなった)ノートンセキュリティは、長い間、ウイルスやマルウェアの検出において、AV-Test、AV Comparatives、SE Labs から高い評価を得ています。
ノートン・アンチウイルスは、PC、Mac、モバイルデバイス向けに業界をリードするセキュリティソフトウェアを提供しています。
その製品には、アンチウイルスプラス、ノートンセキュアVPN、ノートン360 for Gamers、ノートン360 with LifeLock Selectなどがあります。
全てのサービスで、必ずしも最高クラスであるとは限りませんが、1つのパッケージであらゆる手段を手に入れられることが、非常に魅力的な製品です。
https://www.cnet.com/tech/services-and-software/best-antivirus/
仮想通貨マイニング機能
Avira でもありますが、勝手に仮想通貨マイニング機能が自動インストールされてしまうことで、こちらも一時期ニュースになっています。
「機能いらないし、アンインストールしよう」と思っても、アンインストールできるまでの導線が酷く、少し炎上したようです。
ただ、日本版には現段階ではマイニング未搭載なので、今のところは注意をしておくだけで良いでしょう。
ノートン VPN
余談ですが、筆者がノートン VPN を先日解約したのですが、その時の導線も酷いものでした。物凄く分かりづらい。
以前、ノートンが Avast の買収交渉をしていました。
しかし、買収した場合あまりにも大きな規模となり、市場競争を阻害する可能性が高いとされ、イギリス市場庁にストップをかけられていました。独占禁止法的なやつですね。
そしてノートンライフロックがとうとう買収を完了
買収したのち、ノートンライフロック社は新社名「ジェン デジタル (Gen Digital Inc.、現NASDAQ:GEN)」を発表しました。
これにて Norton、Avast、LifeLock、Avira、AVG、CCleaner が統合した形となります。
上記面々を見ると中々に強固なセキュリティとなりそうな気はしますが、企業の姿勢に、筆者はイマイチ信用が置けていません。
ESET (イーセット)
ESETセキュリティソフト
基本情報
本社:スロバキア
設立:1992年
無料バージョン:体験版のみ
代理店:Canon
評価
av-comparatives.org: | (4.0 / 5) |
av-test.org: | (4.5 / 5) |
pcmag.com: | (3.5 / 5) |
techradar.com: | (3.5 / 5) |
料金: | (4.5 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (5.0 / 5) |
Average: | (4.2 / 5) |
特徴
ESET Smart Security はサポートを終了していて、ESET Internet Security への移行を公式で案内しています。
GUI が明確で、シンプルなレイアウトと使いやすさが評価されています。
筆者は、ESET Smart Security 時代に一度使用したことがあります。
その時の印象は、十分なセキュリティ機能が備わっているにも関わらず、PC が重くなることなく、非常に軽快に動作する印象でした。
非力な PC を使用している、古い PC をまだ使用し続けて動作が重くなって来たけれど、堅牢なセキュリティソフトを入れたい、という方にはとてもよい製品です。
簡単にセットアップして使えるものを探しているなら、ESET アンチウイルスはあなたのニーズを満たしてくれるかもしれません。この製品は、ユーザビリティに対して高いスコアを獲得し、堅牢なウイルス保護を提供します。
https://www.cnet.com/tech/services-and-software/best-antivirus/
【2022/04/15 追記】
直近では Microsoft と一緒にウクライナのサイバー攻撃を防いだ実績もあります。
窓の杜も導入
そして、筆者が(かれこれ20年以上)お世話になっている窓の杜は ESET ユーザーの一員でした。とにかく軽いと評価されています。
そんな静かな優等生 ESET ですが、脆弱性が発見されることはあります。
ウイルスバスター (トレンドマイクロ)
ウイルスバスター
基本情報
本社:日本
設立:1989年
無料バージョン:体験版のみ
評価
av-comparatives.org: | (1.0 / 5) |
av-test.org: | (4.5 / 5) |
pcmag.com: | (3.5 / 5) |
techradar.com: | (4.0 / 5) |
料金: | (3.0 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (2.0 / 5) |
Average: | (3.0 / 5) |
特徴
製品名は「ウイルスバスター」です。
こちらもノートンやマカフィーと並んで、購入した PC に、元から体験版がインストールされている事が多いウイルス対策ソフトの一つです。
ウイルスバスターという名前、ウイルス対策ソフトという事が分かりやすくていいですよね。
その効果も相まってなのか、BCN AWARD 年間ランキングで長年ほとんど1位を獲得しています。
ただし、筆者は全くおすすめしません。他のウイルス対策ソフトへの乗り換えをおすすめします。
名前や販促で知名度があるのは認めますが、正直性能は上位陣と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
2019年にテクニカルサポート対応の従業員が顧客情報を持ち出していたという事故がありました。
また、メールの誤配信もあります。
ちょこちょこと、何かしら問題が生じています。
上記のように、定期的に問題は生じていますが、筆者が以前業務を行っていた大規模な AWS ワークロードでは、企業用のトレンドマイクロ製品が採用されていました。
企業からの信頼性という意味では定評があります。
【2024/8 追記】
実質的に日本の会社となったトレンドマイクロですが、円安で大打撃を受けたようですね。
優秀なアンチウイルスソフトウェアは現在ではたくさんありますし、最近では販促がノートンに押され気味で、存在感も薄くなっていた気がします。
Bitdefender (ビットディフェンダー)
ZERO スーパーセキュリティ
(代理店ソースネクストによる販売名)
基本情報
本社:ルーマニア
設立:2001年
無料バージョン:Bitdefender Antivirus Free
評価
av-comparatives.org: | (5.0 / 5) |
av-test.org: | (5.0 / 5) |
pcmag.com: | (5.0 / 5) |
techradar.com: | (4.5 / 5) |
料金: | (5.0 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (5.0 / 5) |
Average: | (4.9 / 5) |
特徴
常に1位、2位を争う性能を誇ります。日本では、ソースネクストがこの Bitdefender エンジンを採用し ZERO スーパーセキュリティ として販売しています。
Bitdefender のインストールですが、 ZERO スーパーセキュリティは、一度購入してしまえば有料版の Bitdefender が半永久的に使えます。
なので、筆者は ZERO スーパーセキュリティ をおすすめします。
ですが、無料バージョンが復活しているので、節約したい人はそれでも良いと思います。
「ZERO スーパーセキュリティ」は、世界一の性能と評価されるビットディフェンダー・エンジン(Bitdefender Internet Security)搭載の総合セキュリティソフトです。
ソースネクストの ZERO シリーズに Bitdefender エンジンが採用されたことに、筆者は正直びっくりしています。
筆者は 2022/04/08 にて、ウイルス対策ソフトをこちらに乗り換えました。
しかし、ソースネクストが代理店となったことで、販売名が ZERO スーパーセキュリティ となっていることは、筆者としては非常に歯がゆい想いです。
ウイルス対策業界随一の Bitdefender のネームバリューがもったいないと感じました。
というのも、もとよりソースネクストが販売していた(スーパーがつかない方の) ZERO ウイルスセキュリティ は、検出率の評価など、あまり良いものでは無かったからです。
申し訳ないですが、極端な言い方をすると更新料がかからない点が唯一メリットでした。
そして、唯一永久無料のメリットを持つ(スーパーがつかない方の)ZERO ウイルスセキュリティは、より優秀な Microsoft Defender の登場により役目を終えました。
ZERO シリーズ
ZERO シリーズは、ソースネクストが昔から販売しているウイルス対策ソフトのシリーズです。
一度買ったら永久に使い続けられるをモットーに、更新料がずっと0円という買い切り購入となっています。
1つ注意点があるとすれば、3台用の商品であれば、累計台数が (Macやスマートフォンを含めて) 3台としてカウントされることです。
例えば、3台までOKの商品を買った場合、他のセキュリティソフトでは同時に使用できる台数が3台です。しかし、ソースネクストの ZERO シリーズの場合、新しくインストールできる台数が (同じ端末を除いて) 累計3台となります。
Bitdefender へ乗り換えました。
Kaspersky の紹介でも書きましたが、NTT データも Kaspersky 禁止の動きがあるという事で、筆者は SOURCENEXT が販売代理店となっている、 Bitdefender (商品名:ZERO スーパーセキュリティ) に乗り換えました。
ごちゃごちゃし過ぎず、見やすいダッシュボードです。
ファイアウォールの個別設定などもできます。
ウイルス定義ファイル等のアップデートも頻繁に行われます。
ユーティリティ機能もついてますが、クイック最適化ツールはレジストリ削除もするようです。
不要レジストリをどのように判定しているかのロジックは分からないですが、レジストリ削除は少々怖いですね。
スタートアップ最適化ツールはタスクマネージャーで「有効・無効」を設定するのと同じなので、無理矢理つけた感がある機能でした。
ウイルスダウンロードテスト
テスト用のウイルスをダウンロードしてみました。すぐに警告が出て、ファイルが削除されます。
ダウンロードする前に「危険なWebページの可能性がある」と注意を促されます。
当たり前ではありますが、きちんと動作しているのを確認しました。
Mac にインストール
筆者、恥ずかしながら 2012年の Mac mini を未だに使用しています。
その古めかしい Mac にインストールしてみましたが、快適に動作しています。 DAW (音楽編集ソフト) を使用していても、動作が重くなる感じはありません。
Android にインストール
別のページ 【スマホ】OPPO A73 レビュー【激安】 にて紹介している Android にもインストールしてみました。
こちらも動作が重くならずに、アプリ毎にきちんとスキャンが走ります。
iPhone にインストール
(iPadOSも含めて)iOS は OS の特性上、PC や Android ほどの恩恵はありません。
というのも、 iOS は基本的にはアプリ同士の干渉がしづらかったり、アプリのアクセス可能な範囲が、予め制限されていたりするからです。
これは iOS によるサンドボックス構造が理由でもあるのですが、システムの話になるので、詳しくはここでは割愛します。
拡張機能連携にて、Safari の Web 保護はできます。しかし、iPhone のためにライセンス1台分を消費するかは悩ましいですね。
家族の PC などにもインストールして、ライセンスが余っているなら良いかな?くらいです。
ランサムウェアからも保護
身代金ウイルスとも言われるランサムウェアからの保護も、もちろん付いてます。
ランサムウェア
俗に言う身代金要求型ウイルスです。データを勝手に暗号化してしまいます。
簡単に言うと「お前の大事なデータを暗号化して使えなくしてやったぜ!戻して欲しければ1億円用意しろ!」というようなウイルスと思っておいてOKです。
G Data (ジーデータ)
G DATA
基本情報
本社:ドイツ
設立:1985年
無料バージョン:体験版のみ
評価
av-comparatives.org: | (4.0 / 5) |
av-test.org: | (5.0 / 5) |
pcmag.com: | (4.0 / 5) |
techradar.com: | (3.0 / 5) |
料金: | (4.0 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (5.0 / 5) |
Average: | (4.2 / 5) |
特徴
Avira と同様、ドイツの企業による製品です。
日本の家電量販店でピックアップされることが、余り見ない製品だと思います。
目立ったマーケティングこそされていないものの、長年安定して高性能を維持している製品です。
世界初の個人向けのウイルス対策ソフトを発売したというのは、余り認知されていない気がします。
Avast (アバスト)
Avast
基本情報
本社:チェコ
設立:1988年
無料バージョン:アバスト無料アンチウイルス
評価
av-comparatives.org: | (4.5 / 5) |
av-test.org: | (5.0 / 5) |
pcmag.com: | (4.5 / 5) |
techradar.com: | (4.0 / 5) |
料金: | (4.5 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (0.0 / 5) |
Average: | (3.8 / 5) |
特徴
Avast も、無料ウイルス対策ソフトとしての地位が非常に高い製品の一つです。現在はノートンの傘下です。
皆様 CCleaner という Windows アプリをご存知でしょうか?
こちらは、昔から今でも PC 雑誌に取り上げられているほどの、有名な Windows ユーティリティソフトです。
CCleaner の開発元である Piriform 社が Avast に買収され、CCleaner を標準インストールすると、自動で Avast もインストールされるようになりました。
CCleaner
CCleaner は PC のレジストリも含めて綺麗にしてくれる、手軽に PC 最適化できるツールです。筆者も一時期使用していました。
ウイルス混入
その CCleaner に、マルウェアが混入していたことがあるニュースはご存知でしょうか。
Avast 側としては、TeamViewer アプリを介して社内ネットワークに仕込まれたと報告があります。
意図的ではないにしろ、セキュリティ会社としての地位が危ぶまれる事態となりました。
ユーザーのデータ販売
また、マルウェア混入事件以外にも、意図的にユーザーデータの販売を行っていたという事実もあります。
最終的に巨額の罰金を科せられました。
SentinelOne により、重大な脆弱性が発見
Avast が以前買収した AVG にも同様の脆弱性が発見されています。
OS破壊の恐れもあるということでしたが、現在ではこの問題に対しては、修正が完了しています。
”SentinelLabsは、数千万人のユーザーに影響を与える、何年も発見されなかったAvastとAVG(2016年にAvastが買収)の2つの高い深刻度の欠陥を発見しました。”
Avast Antivirus for Windows はマルウェア検出において、Avast 無料アンチウイルスソフトウェアから Avast プレミアムセキュリティまでのオプションで良好な結果を出しています。なので、私たちは以前、そのアンチウイルスを推奨セキュリティアプリの選択肢のリストに含めました。
しかし、Avast は数ヶ月間、アンチウイルス以外のビジネスで話題になっていたので、同社について調べてみました。具体的には、Avast がブラウザーのプラグインやアンチウイルスソフトでユーザーデータを収集し、2020年初めに Jumpshot 子会社を通じて収集したデータを販売したとされる報道が2019年末になされました。
Avast の CEO である Ondrej Vlcek 氏は声明の中で、自社の行動が自社への信頼に疑問を投げかけたことを理解していると述べている。それに対処するため、アバストは2020年1月に Jumpshot のデータ収集を終了し、データ収集事業がアバストのプライバシーの優先順位と一致しないため、事業を終了しました。
これらに続いて、2019年にもアバストから、同社の内部ネットワークが侵害されました報告がありました。
Avast は、顧客のプライバシーを真剣に考慮するという正しいことを言い始めましたが、Jumpshot の慣行を明らかにした調査報告に反応した後に、その地点に到達したのです。(CCleaner の暴露は、気になるものの、ユーザーの信頼を築くために重要な自己開示でした)。
私たちは、Avast がよりプライバシーに配慮したポリシーを採用したことで、Jumpshot のような行為がなくなり、最高のアンチウイルスソフトウェアとしての栄光を取り戻せることを望んでいます。それまでは、他の堅実なアンチウイルスソフトを使用することをお勧めします。
https://www.cnet.com/tech/services-and-software/best-antivirus
Avira (アヴィラ)
基本情報
本社:ドイツ
設立:1986年
無料バージョン:Avira Free Antivirus
評価
av-comparatives.org: | (4.0 / 5) |
av-test.org: | (5.0 / 5) |
pcmag.com: | (3.5 / 5) |
techradar.com: | (4.0 / 5) |
料金: | (4.0 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (2.0 / 5) |
Average: | (3.8 / 5) |
特徴
旧名は Avira AntiVir。一昔前、有料のウイルス対策ソフトより高性能な時期もありました。
PC 雑誌などでも、非常に高評価で「これを入れておけばとりあえず大丈夫」という風潮さえありました。
筆者が学生時代の当時、お金に余裕のない筆者も、そんな Avira 信者の一人でした。
その時代で無料のウイルス対策ソフトと TOP を争ったのは AVG でしょうか。
一昔前を知る方であれば、この二者の争いは、懐かしく思えるかもしれません。今もし無料で入れるとするなら Bitdefender の無料バージョンが復活しているので、それが間違いない選択肢となるでしょう。
仮想通貨マイニング機能
そんな Avira 信者の筆者でしたが、ノートンと同様に仮想通貨マイニング機能が追加されていたことが分かりました。
ただし、ノートンの場合と同様にユーザーが自ら機能をオンにする必要があります。
なので、ニュースにはなりましたが、信頼性という意味ではそこまでの問題ではないかと感じます。
ただ、仮想通貨の世界へありとあらゆる人を引き込もうとする思想は問題だと思います。
AVG (エーブイジー)
基本情報
本社:チェコ
設立:1991年
無料バージョン:AVG Anti-Virus Free Edition
評価
av-comparatives.org: | (4.5 / 5) |
av-test.org: | (5.0 / 5) |
pcmag.com: | (3.5 / 5) |
techradar.com: | (4.5 / 5) |
料金: | (2.0 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (3.0 / 5) |
Average: | (3.8 / 5) |
特徴
無料ウイルス対策ソフトにしては中々優秀な性能です。
とはいえ、わざわざこちらのウイルス対策ソフトをインストールするのであれば、元から Windows へインストールされている Microsoft Defender の使用で十分でしょう。
こちらも Avira と同じく、長期に渡って優秀な無料ウイルス対策ソフトの地位を確立していました。
それに、Avira よりも早く日本語に対応するなど、昔からユーザビリティも考慮された製品です。
一点懸念点を挙げるとするなら、2016年10月に Avast がこちらの AVG を買収したことでしょうか。
その影響もあるのか、後述する脆弱性について、 Avast と同様の脆弱性が発見されてしまっています。
SentinelOne により、重大な脆弱性が発見
Avast が以前買収したことで AVG にも同様の脆弱性が発見されています。
OS破壊の恐れもあるということでしたが、現在ではこの問題に対しては、修正が完了しています。
”SentinelLabsは、数千万人のユーザーに影響を与える、何年も発見されなかったAvastとAVG(2016年にAvastが買収)の2つの高い深刻度の欠陥を発見しました。”
Microsoft Defender (マイクロソフト ディフェンダー)
基本情報
本社:アメリカ
設立:1981年
無料バージョン:Windows に初期状態で導入済み
評価
av-comparatives.org: | (3.5 / 5) |
av-test.org: | (4.5 / 5) |
pcmag.com: | (3.5 / 5) |
techradar.com: | (3.5 / 5) |
料金: | (5.0 / 5) |
ニュース・実績の考慮: | (4.0 / 5) |
Average: | (4.0 / 5) |
特徴
実は Windows Vista 時代あたりから存在していた Windows 標準ウイルス対策ソフトです。
現在の Windows には、最初からインストールされています。
ただし、McAfee や Norton がプリインストールされているメーカー PC 等では、相互干渉を防ぐために、初期状態では機能が無効化されています。
旧名は Windows Defender や Microsoft Security Essentials です。
初期の頃は Avira や AVG と言った無料ウイルス対策ソフトによって影が薄れていました。
しかし、ここ最近は有料のウイルス対策ソフトにも引けを取らない検出率や性能を誇ります。
PC の初心者が PC を購入した際 、とりあえず最初にウイルス対策ソフトを買って入れるという時代は、この Microsoft Defender によって終焉を迎えたと言っても過言ではありません。
Word や Excel を使用して書類を作る、インターネットで簡単な調べ物をする、メールの送受信程度の PC の使用方法のような基本的な使用方法であれば、 Microsoft Defender で十分なセキュリティ対策が可能となっています。
安全なコンピューティング(ソフトウェアを常に最新の状態に保ち、パスワードマネージャーを利用して強力なパスワードを使用し、予期しない電子メールには近づかず、フィッシングの可能性がある疑わしいリンクをクリックしないなど)を実践すれば、ゼロデイ攻撃やランサムウェア攻撃を回避することができます。
また、Microsoft Defender ソフトウェアがあれば、万が一油断した場合でも、マルウェア対策のセーフティネットが確保されます。実際、ウイルス対策ソフトの選択肢の中では、最も優れたものの1つです。
この無料のアンチウイルスプログラムは Windows に組み込まれており、デフォルトでオンになっています。この製品はインターネットセキュリティの基本をカバーします。
マイクロソフトは頻繁に新しいアップデートをプッシュします。この製品は、望む保護レベルを調整でき、潜在的に不要なアプリをブロック、ランサムウェア攻撃からフォルダとファイルを保護するためのコントロールを提供します。
ただし、サードパーティ製のアンチウイルスをインストールすると、独自のWindows Defenderアンチウイルスを自動的に無効になることに注意してください。サードパーティ製の保護機能をアンインストールすると、再び独自のウイルス対策機能がオンに戻ります。
https://www.cnet.com/tech/services-and-software/best-antivirus/
とはいえ、「無料なりに頑張るよ」というスタンス
Microsoft Defender にて、スキャン回避を仕込むことができる脆弱性も発見されています。最初の発見は 2021年5月6日 です。
Windows Defender AV allows Everyone to read the configured exclusions on the system 🤦
— Antonio Cocomazzi (@splinter_code) January 12, 2022
reg query "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows Defender\Exclusions" /s pic.twitter.com/dpTFwMVRje
ただし、発見・報告されたのが 2021年5月6日 であって、この問題自体は8年間存在していたことになります。その後 2022年1月14日 時点で修正されていません。
その後も Microsoft 側の動きは見つけられなかったため、この脆弱性はまだ存在している可能性が高いです。
ちなみに、この脆弱性は Windows 10 (21H1, 21H2) が問題になっていて、 Windows 11 には影響しません。
Microsoft Defender for individuals とは?
「Microsoft Defender for individuals」は、標準で組み込まれている Microsoft Defender とは別物です。
雑な説明になりますが、Microsoft が有償で提供するウイルス対策ソフトと思っておいて大丈夫です。Microsoft 365 ユーザーであれば利用可能です。
Bitdefender といった優秀なアプリがあるので、現状使用する人は 365 を契約していて、かつできるだけクロスプラットフォームを安く済ませたいという方くらいでしょうか。
第三者機関による評価など
ここでは、2022年年間テストなどを行っている第三者機関による評価を参考にします。
一般用と企業用のテスト結果がありますが、今回は一般用ウイルス対策ソフトのテスト結果を見て比較していきます。
評価の細かい内容まで書いてしまうと、膨大な情報量になってしまいますので、省略して結果のみ記載しています。
性能評価
av-comparatives.org による評価
製品 | ウイルス保護 | 高度保護 | 性能 | リアル保護 | 総合 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
Bitdefender | 3 | 3 | 3 | 3 | 12 | |
カスペルスキー | 3 | 3 | 3 | 3 | 12 | |
Avast | 3 | 2 | 3 | 3 | 11 | |
AVG | 3 | 2 | 3 | 3 | 11 | |
G DATA | 3 | 2 | 2 | 3 | 10 | |
Avira | 3 | 1 | 3 | 3 | 10 | |
ESET | 3 | 3 | 3 | 1 | 10 | |
マカフィー | 3 | 0 | 2 | 3 | 8 | |
ノートン | 2 | 0 | 3 | 2 | 7 | |
Microsoft Defender | 3 | 0 | 2 | 2 | 7 | |
ウイルスバスター | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 |
そして2023年においても Bitdefender は相変わらず最強だったようです。
av-test.org による評価
製品 | 保護 | 性能 | 使いやすさ | 総合 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
Bitdefender | 6 | 6 | 6 | 18 | |
Avast | 6 | 6 | 6 | 18 | |
AVG | 6 | 6 | 6 | 18 | |
カスペルスキー | 6 | 6 | 6 | 18 | |
Avira | 6 | 6 | 6 | 18 | |
G DATA | 6 | 6 | 6 | 18 | |
マカフィー | 6 | 6 | 6 | 18 | |
ノートン | 6 | 5.5 | 5.5 | 17 | |
ウイルスバスター | 6 | 6 | 5 | 17 | |
ESET | 5.5 | 5.5 | 6 | 17 | |
Microsoft Defender | 6 | 5 | 6 | 17 |
pcmag.com による総合評価
製品 | 総合 | 評価 |
---|---|---|
Bitdefender | 5 | |
Avast | 4.5 | |
カスペルスキー | 4.5 | |
ノートン | 4.5 | |
マカフィー | 4 | |
G DATA | 4 | |
ESET | 3.5 | |
Avira | 3.5 | |
AVG | 3.5 | |
Microsoft Defender | 3.5 | |
ウイルスバスター | 3.5 |
techradar.com による総合評価
製品 | 総合 | 評価 |
---|---|---|
Bitdefender | 5 | |
AVG | 4.5 | |
マカフィー | 4.5 | |
Avast | 4 | |
ノートン | 4 | |
ウイルスバスター | 4 | |
カスペルスキー | 4 | |
Avira | 4 | |
Microsoft Defender | 3.5 | |
ESET | 3.5 | |
G DATA | 3 |
価格評価
使用期間別価格
製品 | 1年 | 3年 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Microsoft Defender | 0 | 0 | 実質 Windows 購入料金に含まれる | |
Bitdefender | 3,900 | 3,900 | スーパーセキュリティ ZERO ¥3,900 で買い切り | |
Avast | 2,980 | 5,480 | 選択肢 ・1デバイス ・10デバイス | |
カスペルスキー | 3,562 | 6,898 | ||
ESET | 4,950 | 6,600 | ||
G DATA | 3,278 | 9,834 | ||
Avira | 3,101 | 13,439 | ||
ウイルスバスター | 5,280 | 12,320 | 3台~ | |
ノートン | 4,780 | 14,340 | ||
AVG | 2,980 | 18,740 | 選択肢 ・1デバイス ・10デバイス | |
マカフィー | 8,980 | 16,480 | 台数無制限 |
Microsoft Defender については、無料であるという事と、そもそも Windows を購入する際の値段に含まれているという2点を考慮し、総合評価をする際に としました。
まとめ
いかがでしたか。2023年に引き続き、今回は、2024年現時点での一番優秀なウイルス対策ソフトがどれなのか気になり、筆者も改めて調査をしました。
元から PC に組み込まれている無料の Microsoft Defender でも十分セキュリティ対策は可能です。
通常の個人PCの使用方法であれば、第三者機関の評価も、問題ないレベルに達しています。
とは言えサポートの安心感も考えると、有料のセキュリティソフトを購入し、インストールしておくのが精神衛生上も良いでしょう。